HSP神経〆セラピーとは

心・神経・カラダへの三位一体
HSP神経〆セラピーは、心理学、整体、神経学などの知恵を掛け合わせた、cocoanの宇賀神亮によるオリジナルメソッドです。
営業職をしていたサラリーマン時代、宇賀神は死の淵に立つほど心を病みました。
自死を選択するも遂げられず「本当は自分の人生を生きたい!」という内なる心の叫びを聞いたときが、宇賀神の心理学との出会いでした。
やがて、心の状態がカラダに現れることを知り、整体を学びました。
さらに神経学への理解を深めていくことで「神経系の動きが安定して穏やかになって、初めて許容量が増えていく」ことを理解しました。
この気づきを得て私は病を克服し、元気と自信を取り戻しました。
過去の私のように職場や人間関係がつらくて混乱、疲弊、凍りつきなど、ギリギリの状態の人に何かお役に立ちたい。
いまの職場や環境でも楽に生きられるようになってもらいたい。
「もう転職しなくても大丈夫だ」って感じてもらいたい。
そんな気持ちから、SNSでご縁いただく方々へのカウンセリングを通して、心・神経・カラダへのアプローチを統合したHSP神経〆セラピーが確立されていきました。
神経〆に込めた想い
「神経〆(じめ)」とは、もともとは魚の鮮度を保つために仮死状態にする特殊技術のことです。
「HSP神経〆」には、自律神経へのアプローチによって神経を鎮めたり、耐性領域を育みレジリエンス(回復力、弾性、しなやかさ)を高めたりするという意味を込めています。
「しめる」という言葉には色んな意味があります。
魚の味を引き締めるために、塩、酢、昆布などを使って余分な水分や生臭みを抜くことを「〆る」と言います。余分なものを抜くという意味です。
強く引っ張るとか、ひねることで緩みがないようにするという意味での「締める」もあります。これは自分自身の価値判断を引き締めて行動するという意味に転ずることができます。
ドアや鍵の開け閉めの「閉める」もあります。対人関係における境界線があいまいになることで苦しむ人には、この「閉める」というスキルも大切になります。
HSP神経〆には、私が開発したオリジナルメソッドに含まれるさまざまな理論、手法、そして経験が一言に集約されているのです。
HSP神経〆基本アプローチ
HSP神経〆セラピーでは、根本に気づいて仕組みを明らかにします。
どんな状況でも、そのときの最適解を講じつづけられる自分を目指して、無意識に作られた信念を認識し、今の自分にとって心地よさを感じるものに書き換えていきます。
HSP神経〆セラピーの基本となるアプローチは、以下のステップになります。順序が変わることや各ステップの濃淡はケースバイケースになります。
感受性の高さ、敏感性、繊細性がどのようなプロセスで表出するのかを特定した上で「自分に合った」具体的な対処法を見つけ、実践し、日常で定着するまでをサポートしていきます。
得られる効果としては、自分で自分の人生を舵取りできるようになります。また、環境や状況がどうであれ、自分の選択で生きられるようになります。
力を入れる時と抜く時が明確で、使い分けられるようになり、自分の人生を自分で舵取りする感覚が得られるようになります。
繊細すぎて人間関係に疲れている人に対して、神経から働きかけるHSP神経〆セラピーのアプローチは、HSP外来のクリニックでも絶大な支持を得ています。
HSP外来やHSPカウンセリングに来るクライアントは、HSP神経〆によって、薬物療法などでは得られない「本当のゆるみ」「本当の落ち着き」を取り戻すきっかけを与えられています。
cocoanでは、心的な理由、あるいは物理的な理由で来院が困難な方に、クリニックで体験していただいている内容を提供しています。